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総2階建ての注文住宅を選ぶメリット、デメリット

2階建ての注文住宅を建てるとき、限られた土地でなるべく費用を抑えたいなら、総2階住宅を検討しましょう。
本記事では、総2階住宅と複雑な形状の2階建て住宅で異なる点を紹介します。総2階建て住宅のメリット・デメリットについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

総2階住宅

2階建ての住宅において、1階と2階の面積がほぼ等しい作りを総2階住宅と呼びます。総2階住宅は近年の住宅で多く取り入れられている様式であり、複雑な形状の2階建て住宅と比べるとシンプルな作りが特徴です。

また、総2階の住宅を建てるときは、通常の2階建てとは異なる間取りを考えなくてはなりません。生活に必要な設備を1階と2階に分けて作る必要があるので、どこに・どのようなスペースを作るのかを、細かく決めていく必要があります。
1階に部屋の数や設備を集めすぎると、2階のスペースに空きが増えるので注意しましょう。総2階の住宅では、1階と2階に効率よく部屋を割り当てていくことが大切なのです。

総2階住宅のメリット

総2階のメリットは、耐久性とコストにあります。コンパクトな作りで丈夫な家にしたいなら、総2階の注文住宅がおすすめです。
ここでは、総2階住宅の5つのメリットを紹介します。

1. コストを抑えやすい

総2階住宅は1階部分に屋根を作らず、家の構造もシンプルなので施工のコストを減らせるケースがあります。デコボコが少なく、施工する際に必要な素材を減らせる構造であることも、コストを抑えられる要因です。
もちろん費用は部屋数や配置によっても大きく異なりますが、マイホームは持ちたいけれど費用は抑えたいという人にとって、総2階住宅は相性がよい手法といえるかもしれません。

2. 地震に強い

1階と2階の面積が同じ作りの総2階住宅は、地震が起こったときの安定性が高く、揺れに強い構造となっています。柱の位置を1階と2階で統一することで、通常の2階建てよりも安定した構造が保てるのです。

3. 2階の防犯性が高い

総2階の住宅は家全体で凹凸が少なく、2階への侵入口ができない構造です。1階部分を足場にして2階へ侵入される心配もなく、とくに2階の防犯性を高められます。

4. 耐久性が上がる

総2階の住宅は外壁や屋根のでこぼこが少ないため、年月の経過による塗装のはがれ・ひび割れが起きにくいという特性があります。そのため雨漏りがおきにくく、耐久性を高められる点がメリットです。

5. 土地を最大限利用できる

総2階住宅は延床面積を均一にできるので、狭い土地でも住宅を建てやすいです。また総2階住宅は、1階と2階どちらかの面積を狭くする作りよりも、家全体のスペースに無駄ができにくい構造となっています。

総2階住宅のデメリット

合理性を追求した総2階住宅は、見た目が単調になりやすい傾向があります。また、メンテナンス費用も高めになる所がデメリットです。
ここでは、総2階住宅のデメリットを4つ紹介します。

1. デザインが単調になりやすい

総2階住宅は機能面を重視するため、単調なデザインになってしまいがちです。
また、土地の形によっては総2階住宅が建てられないこともあります。あらかじめ土地の形を確認しておく必要があるでしょう。

2. 1階が狭くなる

総2階住宅で2階の間取りをコンパクトにした場合、1階も同じ分だけ狭くしなくてはなりません。逆に、1階を広々と作った場合は2階も広く作る必要があります。総2階の住宅を作るときは、間取りが足りなかったり、余ったりしないように気を付けてください。

3. 1階と2階の上下動線が発生する

浴室やトイレといった生活に欠かせない設備を2階に配置した場合、1階との間で動線が発生します。生活のなかで行ったり来たりの手間がかかってしまい、不便さを感じることもあるので、動線をすっきりさせたい人には不向きです。

4. 外壁メンテナンス費用がかかる

総2階の住宅では、2階の面積が増える分外壁の面積も増えてしまいます。その分、外壁のメンテナンス費用がかさんでしまいがちです。長期的に見たときにメンテナンスの負担が大きくならないか、注意しましょう。

【まとめ】総2階住宅は工夫次第でおしゃれな外観になる

限られた土地と費用で2階建ての注文住宅を建てたいときは、総2階住宅を検討するとよいでしょう。
なお、総2階住居はどうしても単調なデザインになりがちです。外観をおしゃれに見せたいときは、窓枠の形を工夫したり外壁の種類を変えたりすると変化を付けられます。

▼総2階建て住宅の施工事例はこちらから

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