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注文住宅の快適な玄関づくりのポイント

住まいの顔である玄関は、そこに住む家族だけでなく、訪れる人にとっても快適な場所あることが理想です。
快適な玄関づくりのポイントは、収納、玄関ドア、照明、上がり框など、パーツごとにこだわるべき部分を明確にしておくことです。
また、現在の暮らしだけではなく、未来の暮らしを考慮したプランニングを立てておくことも大切です。

今回は、注文住宅の玄関づくりで押えておきたいポイントをご紹介します。

 

収納設備は将来を見据えた収納スペースを確保

注文住宅を建てる際、玄関まわりの設計で最も重視したい場所といったら、収納設備でしょう。
玄関に収納するものといえば靴ですが、実際には、レインコートやシューケアセットなど、収納したいアイテムは靴だけではないことに気づきます。
また、子供の成長とともに収納すべき靴の数も増えてくるため、将来を見据えた収納が必要です。
玄関にある程度余裕をもったスペースを確保できる場合は、シューズクロークやオープンスペースなどの土間収納がおすすめです。

玄関ドアは防犯性と断熱性にこだわる

玄関ドアで意識するポイントは、次の2つです。

1.防犯性

住宅の窃盗被害のうち、40%以上が玄関や勝手口からの侵入です。[注1]家族が安心して暮らしていくためには、

● 不正解錠しにくい2重ロック
● 外側からサムターンを回させない防犯サムターン
● 防犯処置が施されたガラス

など、防犯性の高い玄関ドアを設置することが大切です。

[注1]警視庁:平成30年中の住宅対象侵入窃盗の発生状況
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/kurashi/higai/akisu/ppiking_house.html

2.断熱性

玄関ドアは住まいの開口部として、窓とともに外気の出入りが大きい場所です。断熱性の高いドアを選ぶことで、冬の寒い時期に冷たい空気が室内に入ってくるのを防いでくれます。

玄関の断熱性には、素材と厚さが大きく関係しています。アルミ製やステンレス製よりも木製で、厚みがあるほど断熱性能が高くなります。
また、予算に余裕がある場合は、断熱材や特殊な断熱構造を施した玄関ドアもおすすめです。

玄関照明は雰囲気だけでなく実用性を重視

玄関照明は、実用性とともに、玄関の雰囲気をガラッと変えてくれる便利なアイテムです。帰宅が遅くなることが多い家族がいる場合は、人感センサー機能のついた玄関照明がおすすめです。

玄関照明での「失敗あるある」として、間接照明があります。玄関をオシャレに演出してくれますが、実用性のない場所に設置することも多く、「設置したものの、ほとんど点けない」というケースも少なくありません。

「未来の暮らし」を見据えて考えておきたいポイント

長く住み続ける家を建てるなら、将来を見据えた設計が必要です。

上がり框

玄関の顔である上がり框は、人が頻繁に上り下りする場所でることから、耐久性の高い素材を使用しなければなりません。
一般的に使用される素材は木材ですが、強度を意識するのであれば、大理石などの石材もおすすめです。

小さな子供や高齢者がいる家庭、または将来のことを考えるなら、上がり框の高さを10cm以下にしておくと安心です。転倒リスクを避けられます。

バリアフリー対応

将来的を見据えるのであれば、段差解消のためのスロープや、手すりと式台の取り付けなど、バリアフリーを意識した設計を考えておきましょう。

段差解消の手段として、上がり框を完全になくしてしまう方法はおすすめできません。高齢者ではない家族にとって、使い勝手の悪い玄関になってしまいます。

外出前の身だしなみチェックに便利な全身鏡

玄関部分に全身鏡を設置することで、外出前、靴を履いた状態のトータルコーディネートをチェックできます。また、サイドの壁に幅のある大きな鏡を設置することで、玄関を広く見せる効果が得られます。

最近では、シューズクロークの扉に全身鏡が設置されているタイプもあります。玄関のイメージに合わせて検討してみましょう。

 

【まとめ】快適な玄関づくりにはデザイン性と実用性の兼ね合いが大切

玄関は住まいの顔となる場所であると同時に、生活動線の始まりでもあります。雰囲気づくりも重要ですが、土間収納や防犯性・断熱性の高い玄関ドア、人感センサー付きの玄関照明など、実用性や機能性を備えた設備を整えることが大切です。

また、将来を見据えて、「バリアフリーな玄関」についても考えておきましょう。

▼玄関の施工事例はこちら

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