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Column

秋の庭が好きになる。日本の“情緒”と“借景”でつくるガーデンデザイン

日本では、春と並んで秋がガーデニングの最盛期。
「収穫の秋」「食欲の秋」「芸術の秋」など、私たちは昔から季節の移ろいに楽しみを見つけてきました。

そんな秋の庭づくりで大切なキーワードが、「情緒(じょうちょ)」と「借景(しゃっけい)」 です。

“情緒”とは、心がふっと動く瞬間をつくること

情緒とは、目にした景色から生まれる微妙な感情や雰囲気のこと。

『枕草子』で清少納言が「秋は夕暮れ」と表現したように、
秋の夕陽には、どこか胸がしんとする美しさがあります。

たとえば、
・夕陽に照らされるススキ
・秋風にそよぐフジバカマ
こうした控えめで揺らぎのある植物は、
見る人の気持ちを自然と落ち着かせてくれます。

庭の一角に、
“夕暮れに美しく見える場所” をつくる——
これこそが日本ならではのガーデンデザインです。

“借景”とは、庭の外の自然も味方にする技

借景とは、庭の外にある山・木々・建物などの風景を
“庭の背景として取り込む”技法です。

遠くの山の紅葉や、隣家の樹木の緑が見えるだけで、
自分の庭がぐっと奥行きのある空間に感じられます。

秋の植物は派手すぎず、控えめな色や形のものが多く、
借景との相性も抜群です。

・キク
・シャジン
・ワレモコウ
・キンモクセイ
・ムラサキシキブ
・サンザシ

こうした植物をそっと配置するだけで、
秋の庭はやさしい色合いに包まれます。

そして晩秋には、
カエデ、ナナカマド、ニシキギなどの紅葉が見頃に。
山へ足を運び、色づきの美しさを“目で感じて学ぶ”ことも、
庭づくりを育てる大切な時間になります。

“庭は五番目の部屋”——日本人が大切にしてきた考え方

秋の情緒を大切にする心は、
鴨長明の『方丈記』にも共通しています。

小さな庵(いおり)で暮らしながらも、
長明が手放さなかったのは楽器を意味する 「糸竹(しちく)」

自然(季節の景色)と音(人が奏でる温かさ)。
どちらも人の心に寄り添う大切な存在でした。

庭を“外の空間”ではなく、
家の延長にある「五番目の部屋」 と考える。
そこに、やすらぎを求める——
この感覚は現代の暮らしにもぴったりです。

水元工務店の家づくり ― 眺めるだけで心が整う“庭のある暮らし”

水元工務店では、
庭を“住まいの一部”として楽しめるような
暮らしに寄り添う外構・植栽計画を大切にしています。

・季節ごとに美しく見える植栽の配置
・リビングやダイニングからの眺めを意識した窓計画
・隣家や道路からの視線をやわらかく遮る植栽ライン
・小さなお子さまが庭で遊べる安全な動線
・手入れが負担になりすぎない樹種の提案

庭がただの“外スペース”ではなく、
家族がくつろぎ、季節を感じられる“もうひとつの部屋”になるよう、
住まい全体の中でバランスを考えてご提案しています。

秋の風、夕暮れの光、ゆらぐ草花の影。
そんな毎日の小さな景色が、
暮らしを豊かにしてくれると信じています。

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