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注文住宅の庭づくり。失敗しないためのポイント

庭づくりを行う前には、庭の使い方を考えてください。子どもやペットの遊び場として庭を使うなら芝を敷き、駐車スペースを作るならコンクリートで地面を固めます。芝は天然芝か、人工芝かで手入れも変わりますので、特徴をよく比較して選びましょう。

使用の用途を考える

庭を作るときは、何に使うかを最初に考えます。駐車・駐輪スペースや子供とペットの遊び場として庭を使う場合は、それぞれに合った設計にすることが大切です。

駐車・駐輪スペース

庭の一角に駐車・駐輪スペースを設置したいときは、家と道路の位置関係から駐車・駐輪スペースの場所と広さを決めます。
駐車・駐輪スペースの広さは、小型自動車や二輪車なら奥行5.2m×幅2.6m以上、軽自動車なら奥行4.0m以上×幅2.2m以上が望ましいです。普通自動車と大型車を駐車する場合は、奥行5.9m×幅2.9m以上の余裕を持たせましょう。
家庭内で2台以上の車を所有しているのなら、駐車スペースを横並びで駐車できるように配置すると出入りが簡単です。バイクや自転車を使うときは、専用の駐輪スペースを作るか、車の駐車スペースを広めに作ってバイクや自転車を停められるようにしておきます。

子ども・ペットの遊び場

庭付きの住宅は、子どもやペットの遊び場として庭を使えるメリットがあります。庭の一角にはペット用の水場を設置し、いつでも水が飲めるようにしておきます。
コンセントを設置すれば、庭に電化製品を出して使えたり、夜間でも一定の明かりを確保できて見通しがきく照明もつけられます。
外から庭の様子を見られたくないときは、庭に目隠しフェンスをつけましょう。目隠しフェンスの高さは150~180cm、素材は好きなものを選んで下さい。目隠しフェンスの素材には、木材・竹・金属などがあります。

庭のベース

庭のベースは、芝と砂利から選びます。それぞれにメリット・デメリットがありますので、特性を比較して選びましょう。

芝は天然芝と人工芝がありますが、見た目には大きな違いはありません。しかし、耐久性や手入れの簡単さに違いがあります。

天然芝

天然芝はクッション性があり、走り回って転んだりしても大きなけがをしにくい点が特徴です。また、天然芝は季節によって芝の色合いの変化を楽しめる点も魅力です。
天然芝は人工芝よりも耐久性が高く、完全に枯れることはほぼありません。天然芝は水はけも良く、人工芝よりも燃えにくいため庭でバーベキューを楽しみたいときは天然芝が向いています。
天然芝の美しい色や質感を保つには、こまめな手入れが欠かせません。日々の水やりや雑草・害虫駆除はもちろん、2~3年に1度の刈り込みが必要になります。

人工芝

人工芝は、手入れが簡単な点が大きなメリットです。一度芝を植えてしまえばほぼメンテナンスは不要で、一年中変わらずに芝の色を楽しめます。
人工芝は導入コストこそ天然芝より高額ですが、維持費が大幅に削減できるため、費用の総額は天然芝よりも安くすみます。そのため芝を維持する費用をおさえたい人は、人工芝が向いています。
一方、人工芝はプラスチック製のため熱に弱く、年月が経つと芝が寝てしまったり、肌触りがチクチクしてしまう点も、人工芝のデメリットです。
しかし、最近の人工芝は肌触りが良くなるように改良されており、天然芝に近い肌触りに仕上がっています。

砂利

砂利は雑草が生えにくく、踏むと音がする点から防犯の強化に適しています。砂利はいろいろな種類があり、大きさや色・形も違います。好きなものを組み合わせて自分好みの外観に仕上げられる点も、砂利のメリットです。
砂利のデメリットは、庭が広くなると砂利の購入費がかかる点、年月が経つと砂利の表面が削れて小さくなってしまう点があります。
砂利は厚みによって見た目の仕上がりが異なりますので、庭の広さだけでなく、砂利の厚みも合わせて必要量を計算しましょう。人が踏みしめても防草シートが見えない砂利の厚さは、地面から3~4cmが目安です。

ウッドデッキ

ウッドデッキは洗濯物を干す場所として、子どもの遊びを見守る場所として活用できます。ウッドデッキはリビングと一体になる空間を作りだし、奥行を持たせる役割も担っています。
ウッドデッキの木材は、天然木と樹脂木があります。天然木は素材によって異なる風合いを楽しめる点、樹脂木は白アリ・防腐対策をしなくて良い点がメリットです。

【まとめ】庭づくりは10年・20年先を考えて行う

庭づくりは、時間が経っても使いやすい設計を考えましょう。子どもが成長したとき、自分たちが歳を取ったときのことを考えて、庭を誰にでも使いやすい空間として設計することが大切です。

 

▼庭づくりにこだわった施工事例はこちらから

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