この度、フクイサウルスのお客様から新築の注文をいただきました!
こんにちは!水元工務店の定政です。
恐竜王国とも呼ばれる福井県。
世界に誇るフクイサウルスは私たちの自慢ですよね。
最近では、世界的に人気のゲーム「Jurassic World アライブ!」にも新たなキャラクターとして参戦し「日本からの大快挙!」と話題です。
さて先日なんと、そんなフクイサウルス様がお客様として水元工務店としては初となる新築のご相談をいただきました!
ご要望いただいたのは、
「天敵のフクイラプトルから家族を守りたい」
「2022年現在の地球環境は、わたしたちには寒さがこたえる」
「水元工務店の高い技術力の噂は恐竜界にも届いているから、きっとなんとかしてくれると思った」
恐竜界にも水元工務店の口コミは広がっているとのことで、大変うれしく思います。
しかしフクイサウルスのご家族のために設計をするのは初めてなので、そのサイズ感や仕様、設備などなど、ここだけの話「どうしよう」と思うことが山積み……!
水元工務店の技術があれば必ずご満足いただけると確信はしているのですが、まずはやはりフクイサウルスの皆さんのライフスタイルを知らなければなりません。
そこでどんな家にすればいいのかを相談させていただくために、福井県立大学恐竜研究所の柴田正輝准教授にお話をうかがってきました!
大きな玄関。ファミリーが住みよい家づくり
柴田先生、今日はありがとうございます。フクイサウルスを研究している柴田先生にご相談させていただけてとても心強いです!
いえいえ、こちらこそ今日はよろしくお願いします。
さっそくですが、まず最初に、一般的なフクイサウルスの大きさを教えていただけますか?
フクイサウルスは恐竜としてはそんなに大きい方ではなく、頭からしっぽの先まで約5m。腰の高さは2m弱です。
ふむふむ。では、人間の住宅よりも若干大きい家をイメージすればよさそうですね。玄関高さは3m。横幅も3mと大きめに設計しようかな。
余裕のある設計でいいですね。
ええ。「開放感」は家づくりの大切なキーワードです!
高い防犯性で、天敵から身を守る
それから、「天敵である肉食恐竜のフクイラプトルから身を守りたい」というお客様のお悩みも、家づくりで解決したいと思っています。
なるほど。草食であるフクイサウルスにとって、肉食のフクイラプトルは天敵ですからね。
そこでセキュリティは万全にしたいのですが、たとえば頑丈で複雑な鍵をつけるなどはどうでしょうか。フクイサウルスの手先は器用なほうでしょうか?
フクイサウルスは残念ながら、不器用な方だと思います……。ドアの取っ手を操作するのは難しく、ましてや鍵穴にキーを差し込むといった動作は期待できないですね。
そうなんですね……。……あ、ひらめいた!!では、手を使わずに入れるように、顔認証システムを導入しましょう!そしてどうせ使わないのであれば、スタイリッシュなデザインに仕上げるためにドアの取っ手もはずしましょう!
いいですね!天敵であるフクイラプトルは実はちょっと手先が器用でして、鋭い爪を使ってドアをあけるなどは簡単にできてしまうと思います。ですから顔認証システム&取っ手をはずしてしまうのはナイスアイデアです!
私たち水元工務店はもともと防犯性も考慮した家づくりが得意なので、そのあたりの熱意が役に立ちました。
高気密高断熱で、白亜紀の気候を省エネで再現
ところで柴田先生、フクイサウルスは約1億2000万年前の恐竜ですから、今の地球はどうやら寒くて、住みにくいみたいなのです。
そうですよね。当時の気温は今より平均10度ほど高かったと言われているので、かなり暖かな環境を実現していただく必要があります。福井県は、冬は冷えますもんね……。暖房をガンガンに効かせたら、電気代や灯油代がすごいことになりそうです。
そこは大丈夫です!一度暖めた空気を逃がさない「高気密高断熱の家」をつくればいいんです!水元工務店の平均UA値(住宅の外に出ていってしまう熱量に関する値)は福井県の制定基準UA値0.87よりも優秀な0.52。つまり一度冷暖房をつけて快適な室温にすれば「省エネ」で「冬あたたかく夏は涼しい快適な家」になるということなんですよ。
なるほど。そうやって高い性能で白亜紀の気候を再現できれば、フクイサウルスのご家族もきっと快適に過ごせますね。
家が、暮らしを変える。快適なダイナソーライフへ
フクイサウルスは草食恐竜ですから、いつ敵に襲われるかわからない。ですからおそらく、横になってぐっすり眠ることはできませんでした。
ああ!そうなんです!お客様も「周囲を気にしながら短い睡眠を繰り返すくらい。脳を休める程度だよ」と嘆いておられました。
野生のキリンなんかも、横になって眠ることはまれですもんね。あれと同じ状態ですね。
はい。安心できる家で夜はぐっすり眠り、朝日がやさしく差し込む寝室で目覚める幸せを、ぜひ感じていただきたいです。いい家には、暮らしをよりよいものに変える力があるんです。
きっと子育ても安心してできるんだろうなあ。
そうなんです!安心して産卵できる「恐竜の卵ルーム」もご提案する予定です。子どもサウルスの成長と独立に合わせてフレキシブルにご活用いただける間取りにします。
しかも今回の土地は、子どもの英語教育に力を入れていてファミリー層に人気の福井県勝山市エリアなんです。子どもサウルスが成長し、ティラノサウルスと英語で会話、なんて想像しただけでワクワクしますね!
……そういえば柴田先生、フクイサウルスの一生の長さはどれくらいなんでしょうか?
フクイサウルスはまだまだ謎の多い恐竜なんですが、寿命はだいたい30年くらいじゃないかな。
そうなんですね。そしたらローンは12年くらいで組んでいただけるかな。
水元工務店の技術と熱意を込めたこの住宅、おかげさまでとてもいいものになりそうです!柴田先生、今日は本当にありがとうございました!
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ヒューマン用住宅に興味のある方はこちら→https://mizumoto-koumuten.co.jp/
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本日4月1日はエイプリルフール。
どうぞ御笑覧くださいませ。
この時代を精一杯頑張る皆さまに、クスッと笑っていただければ幸いです。
かつて大陸がひとつだった時代に生きたフクイサウルスが、皆さまのもとに笑顔を運んでくれますように。
フクイサウルスの生態に関する監修:
福井県立大学恐竜学研究所 柴田正輝准教授(福井県立恐竜博物館 主任研究員併任)