家づくりの“真価”は目地に宿る──設計と施工の丁寧さを見抜く視点
工場化が進んだ現代の家づくり──でも“人の手”が消えたわけではない
昔の家づくりは、山から木を伐り出し、時間をかけて乾燥させ、大工が一本一本仕口を刻んで組み上げる、まさに職人の手仕事でした。
いまは構造材の 9割以上 がプレカット工場で加工され、現場は“組み立てる場所=アッセンブル”というスタイルへと変化しています。
とはいえ、
✔ モノとモノをつなぐ作業
✔ 部材を正しく納める技術
✔ 仕上がりの美しさを左右する感覚
これらは今もなお、人の手でしかできない領域です。
実際に、1棟の家で使われる釘・ビスはおよそ76,000本。
外壁だけで26,500本も使われます。
合理化が進んだ今でも、「家は職人の細かな積み重ねでできている」という事実は変わりません。
“目地”を見ると、その家の実力がわかる
モノとモノを組み合わせれば、必ず生まれるのが 目地(ジョイント)。

この目地の処理は、
✔ 設計の工夫
✔ 施工の丁寧さ
✔ 住宅会社としての思想
が如実に表れるポイントです。
たとえば外壁タイルには、
● 馬目地(互い違い)—強度が高い
● 芋目地(1列に通る)—デザイン性重視
の2種類があります。
しかし近年の大判サイディングでは、角の部分で馬目地が芋目地と同じように一直線に揃ってしまうことが増えています。
これは施工精度ではなく、素材そのものの限界・デザインの限界 を示すもの。
また、経年でサイディングが反り返り、目地が大きく目立ってしまう現象がありますが、これは “薄い材料でコストを抑えた結果” ともいわれます。
つまり、目地こそ「偽物」と「本物」を見分ける最前線。
家を見比べるときに、ぜひ意識したい視点です。
ユニットバスは“目地を減らす設計”の成功例
近年の工業化で最も成功した例が、ユニットバスです。
昔のタイル張り浴室は、タイルとタイルの間にカビが生えやすいのが当たり前でした。
しかしユニットバスは、
● 大きな部材を使う
● 目地が極端に少ない
● 掃除がラク
● 水漏れリスクが激減
と、生活者のストレスを大幅に軽減。
これはまさに、「目地をいかに減らすか」を追求した結果の進化といえます。
つまり“目地をどう扱うか”で、暮らしの快適さは大きく変わるということです。
水元工務店の家づくり──見えない部分にこそ、誠実さを込める
水元工務店では、家の性能や耐久性は「見える部分」よりも、見えない部分の丁寧さで決まる と考えています。
● 性能が持続する構造
● 基礎の防蟻処理
● 建築中の第3者機関による監査実施
“細部への目配り”こそが、
長く住んでも「気持ちよさが続く家」をつくります。
家づくりは派手な部分だけでなく、目に触れにくい細部が品質を支える 世界。
だからこそ、水元工務店は設計も施工も“見えないところを丁寧に”を当たり前に積み重ねています。





