日常に癒しを ――心と身体を整える「植物の力」と、暮らしの余白
2026.02.24
香りが脳に届く仕組みとアロマテラピー
花の香りで心がほどけ、柑橘の香りで気分が前向きになる。
それは単なる気分の問題ではなく、嗅覚が脳に直接働きかける生理現象です。
精油に含まれる芳香成分は、嗅覚神経を通じて大脳辺縁系に届き、感情、記憶、自律神経、ホルモン分泌に影響を与えます。
このためアロマテラピーは、近年、医療・介護・緩和ケアの分野でも補完医療・代替医療として注目されています。
植物は、最も原始的で、同時に最も人間に近い「癒しの装置」なのです。

家庭で取り入れる、自然の処方箋
植物の力は、特別な環境がなくても取り入れられます。
・ティッシュに1滴垂らして深呼吸する
・ディフューザーで空間全体に香りを巡らせる
・天然塩と精油でバスソルトをつくる
それだけで、交感神経優位の緊張状態から、副交感神経が働くリラックス状態へと体は切り替わります。
忙しい日常の中で、「何もしない時間」をつくるのは難しくても、香りを感じる数分間は、心の再起動に十分な時間です。
夜空と植物が教えてくれる「時間の尺度」
癒しは、香りだけではありません。
冬の澄んだ夜空を見上げ、北斗七星(おおぐま座)や北極星(こぐま座)を探す。
神話に登場する熊の親子の物語に思いを馳せると、時間の流れが一気に引き延ばされ、日常の焦りが小さく感じられます。
植物、星、香り。
それらはすべて、人間が本来持っているリズムを思い出させてくれる存在です。
水元工務店の家づくり:自然に整う住まいづくり
水元工務店は、心と身体が自然に整う住まいを大切にしています。
風が通り、光が入り、緑や香りを取り込める余白があること。
性能だけでは測れない「居心地」を、設計と素材、空間のつながりで丁寧に形にします。
住まいは、休む場所であると同時に、自分を取り戻す場所。
私たちは、そんな家づくりを続けています。





