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Column

家から考える気候変動 ――「微気候」をデザインする、これからの家づくり

文明の進化と、私たちの暮らしに迫る気候変動

近年、「気候変動」という言葉をニュースで目にしない日はないほどになりました。
大型化する台風、線状降水帯による記録的豪雨、そして毎年更新される猛暑日数。
こうした現象は、私たちの便利で快適な暮らしと引き換えに積み重なってきた、文明活動の影響だと言われています。

残念ながら、人の力で台風の進路を変えたり、集中豪雨を止めたりすることは、今の技術ではできません。
気候はそれほどまでに大きく、複雑な存在です。

だからこそ今、「気候そのものを変える」のではなく、「暮らしの中でどう向き合うか」という視点が、住まいづくりにも求められています。

実は、私たちがコントロールできる「微気候」という考え方

天気・天候・気候。
私たちは普段、無意識のうちにこれらの言葉を使い分けています。

学術的には、気候はさらに

● 大気候
● 中気候
● 小気候

と分類されますが、これらは人の手でどうこうできるものではありません。

一方で、地面から約1.5m前後、つまり人が生活する高さの空気環境は「微気候」と呼ばれ、これは住まいのつくり方次第で大きく変えられる領域です。

たとえば、

● 夏、同じ外気温でも「涼しく感じる家」と「蒸し暑い家」がある
● 冬、暖房の設定温度は同じでも「足元まで暖かい家」と「寒い家」がある

この違いこそが、微気候の差です。

昔の日本の家は、微気候づくりの達人だった

少し視点を過去に向けてみましょう。

日本の伝統的な住まいには、

● 深い軒で夏の日射を遮る
● 風の通り道を考えた間取り
● 土・木・紙といった自然素材の活用

など、微気候を上手に整える工夫が数多くありました。

エアコンや機械設備に頼りきるのではなく、自然の力を読み取り、上手に借りる
それが、昔の家づくりの基本だったのです。

現代の住宅だからこそできる「微気候の家づくり」

私たちは、この先人の知恵を現代の技術と掛け合わせた家づくりが重要だと考えています。

たとえば水元工務店では、

● 高断熱・高気密によって外気の影響を受けにくくする
● 日射取得と日射遮蔽を考えた窓配置
● 夏の熱気・冬の冷気が溜まりにくい空間設計

といった設計を通じて、一年を通して心地よい微気候をつくる住まいを目指しています。

これは単に「性能が良い家」という話ではありません。
冷暖房に過度に頼らなくても快適に過ごせることは、

✓ 光熱費の削減
✓ 体への負担軽減
✓ 環境負荷の低減

にもつながります。

気候変動時代にこそ、「家のあり方」が問われている

気候変動は、もはや遠い未来の話ではありません。
だからこそ、これからの家づくりには
「その土地の気候とどう付き合うか」という視点が欠かせないと私たちは考えています。

自然を力ずくでねじ伏せるのではなく、理解し、味方につける。

住まいからできる小さな選択の積み重ねが、暮らしの快適さを守り、未来の環境にもつながっていく。

私たちは、そんな「微気候をデザインする家づくり」を、これからも大切にしていきます。

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