Column

建売と注文を「ランニングコスト」で比べる――家にかかるお金の考え方

新しい命の誕生や、お子さまの成長。そんな人生の節目に、「そろそろ私たちの家を」と考え始める方は多いのではないでしょうか。

理想の暮らしを思い描く時間は心躍るものですが、同時に現実的な「お金」の問題と向き合うタイミングでもあります。今回は、家づくりに欠かせない資金計画について、少し長い目で見た考え方をお伝えいたします。

目に見える価格と、見えない支出

休日の朝、テーブルに広げた住宅情報誌や、スマートフォンで見つめる物件情報。そこに記された価格と、ご自身の予算とを照らし合わせる。そんな時間を過ごしている方も、いらっしゃるのではないでしょうか。

土地と建物がセットになり、すぐに新生活を始められる建売住宅。そして、一から自分たちのこだわりを詰め込める注文住宅。家づくりを検討し始めると、多くの方がこの二つの選択肢で迷われます。

その際、どうしても目を引くのは、チラシやウェブサイトに大きく書かれた「購入時の総額(イニシャルコスト)」です。明確な数字は分かりやすく、予算に収まるかどうかを判断する、最も身近な基準になります。

しかし、家計という長い道のりを歩むうえで、購入時の金額だけで決断してしまうのは、少し立ち止まって考えたいところです。家にかかるお金は、「買う時」がゴールではありません。

暮らしに寄り添い続ける「ランニングコスト」

テーブルに広げたノートと電卓、家計を考える時間

本当に家計に影響を与え始めるのは、新しいドアを開け、暮らしがスタートした「その後」です。

長く暮らす中で、毎月発生する電気代やガス代などの光熱費。そして、十年、二十年という歳月とともに必要になる、外壁の塗り替えや設備のメンテナンス費用。こうした「住み始めてからかかるお金」を、ランニングコストと呼びます。

たとえば、購入時の総額を予算内にしっかり抑えられたとします。しかし、夏の厳しい暑さや冬の底冷えをしのぐために、冷暖房をフル稼働させ続けなければならない住まいだったら、どうでしょう。毎月の光熱費が想像以上に膨らみ、せっかくの新しい暮らしに金銭的なストレスを感じてしまうかもしれません。

建売住宅にも注文住宅にも、それぞれに代えがたい魅力があり、どちらが優れていると一概に言えるものではありません。大切なのは、初期費用という「点」だけでなく、ランニングコストも含めた数十年という「線」で資金計画を立てること。総額と日々の維持費のバランスを見極めることが、将来にわたる心のゆとりにつながっていきます。

性能がもたらす、家計へのやさしさ

雪の窓辺、あたたかく快適な室内

では、ランニングコストを抑えながら、快適な暮らしを実現するには、どうすればよいのでしょうか。その鍵を握るのが、建物の「住宅性能」です。

高い断熱性と気密性を備えた住まいは、まるで家全体が上質な魔法瓶に包まれているようなもの。外の暑さや寒さの影響を受けにくく、室内の快適な空気を逃しにくくなります。そのため、少しの冷暖房エネルギーで家中の温度を保ちやすく、結果として毎月の光熱費の抑制につながりやすくなります。

さらに、国や自治体も、環境と家計にやさしい高性能な住まいづくりを後押ししています。一定の性能基準を満たすことで、税の優遇や各種の支援制度、住宅ローンの金利優遇などを受けられる場合があります。こうした制度を上手に活用することは、長期的な家計の負担を和らげる助けになります(制度の内容・要件は時期により変わりますので、詳しくは最新情報をご確認ください)。

水元工務店の家づくり:生涯にわたる「安心とゆとり」

だからこそ水元工務店では、完成してからでは見えなくなる壁の中や、構造の根幹となる「性能」を大切にしています。

私たちが、断熱等級7・耐震等級3という高い水準を標準仕様としてご提案しているのも、お客様の長い暮らしの安心と家計に寄り添いたいという想いからです。

もちろん、家づくりの正解は、お客様一人ひとりのライフスタイルによって異なります。最終的な仕様は、ご家族の想いやご予算に寄り添い、丁寧な対話を重ねながら、心地よいバランスを一緒に見つけていきます。

私たちが大切にしているのは、鍵をお渡しする喜びの瞬間だけでなく、十年後も三十年後も「この家にしてよかった」と微笑みあえる暮らしをお届けすることです。目先の数字にとらわれない、長い目で考える家づくり。その一歩を、私たちにお手伝いさせてください。

現在、水元工務店では、家づくりにかかる生涯の費用を見える化する資金計画や、ライフプランのご相談を随時承っております。まだ具体的なイメージが固まっていなくても構いません。どうぞお気軽に、私たちのもとへご相談にいらしてください。皆様とお会いできる日を、心よりお待ちしております。

お電話でのご予約・ご相談:0120-502-778

※断熱等級7・耐震等級3は水元工務店が標準仕様としてご提案している内容です(最終的な仕様はご予算・ご要望に応じて決定いたします)。両等級は住宅性能表示制度の各区分で最も高い水準です。
※光熱費・メンテナンス費・補助金・住宅ローン金利などの金額は、住まいの条件や制度、時期によって変わります。
※税の優遇・補助制度・金利優遇は、要件や実施期間により利用可否が変わります。ご検討の時点で利用できる制度をお調べし、最新の情報をもとにご提案いたします。

follow us

  • 水元工務店 Instagram
  • 水元工務店 Facebook
  • 水元工務店 YouTube Ch.

お電話でのお問い合わせ

0120-502-778
営業時間 9:00〜18:00 定休日 毎週水曜・隔週火曜、夏季休業・年末年始
0120-502-778