Column

森田地区の未来を、学生と描く――1Dayインターンシップを開催しました

先日、水元工務店では学生の皆さんをお招きして、1Dayインターンシップを開催しました。テーマは「森田地区の未来をデザインする――地域課題を解決する実践的インターンシップ」。私たちが暮らし、家づくりを手がけるこの福井のまちを舞台に、次の世代の皆さんと一緒に“これからのまち”を考える一日となりました。

なぜ「まちの未来」がテーマなのか

水元工務店は、家を建てる会社であると同時に、地域の暮らしそのものに寄り添う会社でありたいと考えています。新築やリフォームはもちろん、空き家や住み替えのご相談、そして人と人がつながる場づくりまで。「住まいのことで困ったら、まず水元工務店を思い浮かべてもらえる存在でありたい」。そんな想いから、まちの未来を担う学生の皆さんと一緒に考える場をつくりたいと考え、今回の企画が生まれました。

舞台は、成長するまち「森田地区」

森田地区は、福井市北部の九頭竜川沿いに広がるまちです。近年は福井市内でも数少ない、人口が増えているエリアとされ、子育て世代が多く、学校や交通網の整備も進んでいます。人口はおよそ1万6,700人・約6,500世帯とされています。近年は児童生徒数が増えており、令和8年4月には森田・河合地区を対象とする九頭竜中学校が開校しました。さらに令和9年4月には、森田地区東部に新しい小学校の開校も予定されています。

その一方で、成長するまちならではの課題も見えてきています。空き家の増加、新しく越してきた住民と昔から暮らす住民との交流の少なさ、駅前のにぎわい不足――。「住むだけの街」で終わらせず、“遊ぶ・学ぶ・集まる”場所をどう育てていくか。これが、今回学生の皆さんに向き合っていただいたテーマです。

一日の流れ――見て、歩いて、考える

リノベーションモデルハウスで行ったインターンシップの会場の様子

当日はまず、会社説明と社内見学からスタート。続いて住宅展示場、そしてリノベーションのモデルハウスへと足を運びました。このモデル棟は「壊して建てる」のではなく「活かして住み継ぐ」という考え方でつくった一棟です。断熱・気密の性能を大きく高め、耐震にも配慮しながら、地域の人が集える“コミュニティの拠点”となることを目指しています。

実際の住まいや空間を自分の目で確かめたあとは、いよいよ実践ワークです。「このリノベモデルハウスを活かして、森田地区をもっと魅力的な街にするには?」――学生の皆さんはグループに分かれ、地域課題の解決と、まちの魅力づくりを両立させるアイデアを練り上げていきました。

グループで地域課題の解決策を考える実践ワークの様子

学生の皆さんが描いた、まちの未来

ワークのお題は「毎月、来たくなる場所の企画」。DIYや庭づくりの教室、季節のマルシェなど、世代を越えて人が自然と集まる仕掛けを、それぞれのグループが自由な発想で組み立てていきました。限られた時間のなかでまとめ上げた企画を発表し、社員からのフィードバックを受け、最後は現場で働く社員との座談会へ。若い視点ならではのアイデアや、まっすぐな問いかけに、私たちスタッフも多くの刺激をいただきました。

企画を発表し、社員からフィードバックを受ける様子

これからも、まちとともに

家は、ご家族の暮らしの器であると同時に、まちを形づくる一つひとつのピースでもあります。だからこそ私たちは、一軒の家づくりの先にある“まちの暮らし”にも目を向けていきたいと考えています。今回のインターンシップで学生の皆さんが見せてくれた熱意とアイデアは、そのための大きなヒントになりました。

ご参加くださった学生の皆さん、本当にありがとうございました。これからも水元工務店は、家づくりを通じて、地域の暮らしと、まちの未来に寄り添っていきます。

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